起床時間について
さて、アーユルヴェーダでは、起床時間について
次のようにいっています。
それでは、アーユルヴェーダの本を見てみましょう。
「アーユルヴェーダ 日常と季節の過ごし方」の本をみると、
健康な人は、生命を守るために、日の出前、ブラフマ・ムフールタに起床しなさい。
(アシュターンガ・フリダヤ 総論 2章)
と書かれてあります。
つまり、健康な人には、早起きを勧めているわけです。
ブラフマ・ムフールタっていつ?
では、
ブラフマ・ムフールタって、いつ?
ということになるのですが、
大体1時間半。
日の出の1時間半前になります。
![日の出](https://tokushoukai.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_6141.png)
とはいえ、日の出の時間は場所によって、さまざまです。
また、夏は日の出が早いので、急には早起きは難しかったりしますね。
でも、日本でも、昔から、
早起きは三文の徳といわれています。
だから、早く起きることは、勧められることなんですね。
カパの体質の人は・・
また、体質による違いについてもいわれてますが、
カパの体質の人は、正常時よりも1時間早く起きるべき・・と。
ところが、カパ体質の人、私はその傾向があるのですが、
寝るのが大好き!
早く起きるなんて、寝てもいいのなら、ずっと寝ていたい!
が、しかし、
そうすると、カパが増えてしまうので、
アーユルヴェーダ的にはすすめられません。
かといって、いきなり、早起きするのはつらい。
ですから、今よりも少し、早起きしてみるのはいかがですか?
この時間は瞑想によい時間帯
さて、そんなカパ体質の私も、
必然的に、起こされる環境になり、
(これも、時には必要かも)
今は、早起きになりました。
早起きのよいところ、
実は、この時間は、まわりが静かなんですね。
こうして、実際に起きてみると分かりますが、
みんなが、寝静まった時間に起きるのは、
とても、気持ちのよいものです。精神的にも。
まさに、このとき、
すべてのものが起き出す前なんです。
(とりの泣き声さえしないときもあります)
そして、そんな静寂を感じる時、
この時間帯に、神への祈り、瞑想をするのがいいとされてます。
神聖な時間ですね・・。
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